原田マハさんの『永遠をさがしに』。
書店でたまたま見つけて気になり、読んでみました。
16歳の少女 和音とチェロ、そして周りの家族や友人との奇跡や再生を描いた、心温まる物語です。
ちょっと設定に無理があるのでは、と突っ込みたいところもあったけど
(理由はどうあれ、黙って出ていくなんて現実的にあるのか…?)
すっかり原田ワールドにはまり、一気読みです。

引越し準備があるにも関わらず…
3時間ほどかけて読んでしまいました。
原田マハさんと言えば、
美術系の小説『楽園のキャンバス』に、わたしはすっかり魅了されてしまいました。
美術だけでなく音楽についても、こんなに心を打たれるような文章を書けるのか…
と脱帽しました。


美術も音楽も、同じく 芸術 として くくれるのでしょうか。
ここでは簡単に、感想や気になった場面を紹介しています。
※少しネタバレを含みます※
みんな魅力的
出てくるみんなが魅力的で、素敵です。
(嫌な人が誰もいない..!)
主人公の和音。
大人しい女の子かなと思いきや、
突如現れる継母の真弓と、「クソガキ」「クソババア」と言い合ったり、気は強い模様。
でも音楽やるって、このくらいの気の強さが必要なのかなとも。
ヤンチャそうな友達、文斗と朱里。
高校生にして、人間がすでにできている…
そして文斗のピアノと、和音のチェロで奏でる「G線上のアリア(バッハ)」を聞いて涙を流す、和音の母、時依。
そして何だかんだで、
和音の父、奏一郎(世界を飛び回る指揮者。女性にかなりモテる)も、
和音を愛してるんだなと。


嫌な人が出てこない世界。
安心して読み進められました。
和音のアリアが届く
やったね、和音。驚かないでね。
時依さんが演奏が終わった直後に、涙をこぼしたのよ。
和音の「アリア」、届いたんだよ。
お母さんの心に。p.241
真弓から和音へのメール。


この場面では、心がふるえました。
まとめ
やはり原田マハさんは、何を読んでも面白いです。
本書を読んでまず思ったのは、
母親もいつまでも元気ではないし、もっと会いに行って、優しくしようと。
そして、私も音楽をまた再開したい!ということです。
(家の片隅に、しばらく日の目をみていない電子ピアノがあります。。)
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


原田マハさんの著書、こちらもおすすめです。
書籍紹介
タイトル:永遠をさがしに
著者: 原田マハ
価格:1,650円(税込)
ページ数:245ページ
発行:河出書房新社
発売日:2011年11月18日
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