【読書】「格差の”格”ってなんですか?」光と影は表裏一体

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最近読んで面白かった『「能力」の生きづらさをほぐす』。


著者・勅使川原 てしがわら  真衣 まい さん(通称 テッシーさん)の「能力は固定されたもの<環境や関係性」という考えにとても興味を持ったので、他の書籍も読んでみました。

今回読んだのは『格差の”格”ってなんですか?』。

本書では今声高に叫ばれ、良しとされているもの (能力やタイパ(タイムパフォーマンス)など) に疑問を呈しておられ、面白いです。

そして著者テッシーさんの語り口が軽妙で好きです

ここでは簡単に、印象的な言葉などを抜粋・紹介していきます。


要約と感想

▶︎『能力』の章で出てくる表現…

困ったときこそ幽体離脱

俯瞰的にみること。
究極の自己客観視を行うことを テッシーさんはこう呼ぶそうです。

おもしろい表現。

私も今度使ってみよう。


▶︎『タイパ』

主体的に生きているつもりだろうと、結局生かされている私たち。
時間効率よく/時間帯効果高く、人生のピースを選ぶぞ!なんて息巻くより、…葛藤を避けず、他者との対話を諦めず、与えられた生をまっとうすること。
そこにタイパが無用であることは明白だ。

乳がんで闘病されている著者の言葉は、さらに深く感じられます。

私も、生きるとは..? なんて ふと考えたりします。
なので闘病されて、なお力強い言葉で発信される テッシーさんに惹かれるのかもしれないです。

▶︎『躊躇』

物事に一元的な正しさがあると思っていない。光があれば影があり、それも含めてそのものであり、全体性なのだと思っている。

これにはとても共感。

中学生頃に読んだ「クヌギ林のザワザワ荘」という本に同様の一節がありました。
「私がやっていることは、光であり影なのです」のような。

読んだ時に、中学生ながら「ほぉ〜」ととても感心し、印象的だったことを今でも覚えています。

どんなことがらも、光と影、表裏一体。
ある立場の人から見たら光のようなことも、別の立場の人から見たら影なんだなと。

そんなことを、読んでいて思い出しました。


以上、簡単に、要約と感想です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

てっしーさんのこちらの本もおすすめです。

書籍紹介

タイトル:格差の”格”ってなんですか? 無自覚な能力主義と特権性
著者: 勅使川原 真衣(てしがわら まい)

価格:1,760円(税込)
ページ数:240ページ
発行:朝日新聞出版
発売日:2025年1月20日


そして…

『格差の”格”ってなんですか?』
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関西在住の30代OL。
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