「リクナビNEXT」で編集長をされていた黒田真行さんの
『いつでも会社を辞められる自分になる』を読みました。
黒田さんは音声プラットフォーム Voicyでパーソナリティーもされていて、
こちらも聴講しています。

このまま今の仕事を続けていていいのか…
という悩みを持っていますが、励まされる内容でした。
ここでは備考も込めて、印象的な言葉などを抜粋、紹介していきます。

目次で気になったところから、読んでみてください!
要約
ここでは印象的な言葉などを要約・抜粋していきます。
第1章・35歳からの転職のリアル
どんな人であれ、ミドル世代の転職は簡単なものではない。
第2章・「いつ辞めてもいい人」はこんな人
■「言われなくても率先して」取り組む人
「率先して主体的に行う経験」をどれだけ積めるかが、極めて重要。
■「自分のピークは今から3年後」と思い続けられる人
あまり遠いとモチベーションも湧かないし、近すぎても意欲は高まらない。
自分のピークは常に3年後にあると考え続けると、キャリアは長持ちすると私は考えます。
錆びにくくなるのです。
第3章・「自分」と「スキル」を見極める
「仕組みを作ることができる人間」か、「仕組みの中で成果を出す人間」か。
さらに「組織」or「個人」で成果を出すか。
仕組み or 運用 × 組織 or 個人 の組み合わせ。
第4章・「理想的な転職」をかなえるために
■あなたが「1万時間」かけたことを掛け算する。
年間2000時間働くなら5年くらいかかるのが1万時間。
第5章・「雇われない」で生きていく
■会社で働きながら「株式会社じぶん」を作る
=自分を一つの会社と捉え、在籍している会社を「取引先」と見なして、この株式会社を経営していく、という考え方。
■誰しも、「キャリアのアップダウン」を体験する。
■諦めてはいけない。手を抜いてはいけない。「得意」を手放さない。
仕事人生は長いようで短い。
その貴重な仕事人生を、どう働き抜くか。
そこには、自分らしさが求められてきます。
まとめ&感想
Voicyでのお話と同じく、黒田さんの真摯な人柄が感じられる内容でした。
いい意味で、私も(とっくに)”若手”ではなく、”ミドル世代”なんだなと受け止めることが出来るようになりました。
誰しもがキャリアのアップダウンを経験する。
でも同時に、「常にピークは3年後」と思い続けて行動したいです。
特に印象的だったのは、本書最後に記載された「仕事人生は長いようで短い。自分らしさが求められる」というところ。
ご自身も闘病されており、実感のこもった言葉が胸にささりました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
そして…

「いつでも会社を辞められる自分になる」
気になるけど忙しくて読む時間がない…
そんな方には amazonのAudibleもオススメです。

私もAudibleのアプリをスマホに入れて聴いています。
聴きたい時にサクッと聴けて、速度変更なども出来るので
気軽に聴く読書の習慣ができています。
本書も聴けるので、良ければ試してみてください。
書籍紹介
タイトル:いつでも会社を辞められる自分になる
著者: 黒田真行(くろだ・まさゆき)
価格:1,600円(+税)
ページ数:239ページ
発行:株式会社サンマーク出版
発行日:2025年4月30日