はじめに|初めてのNZ旅。優しさと自然に包まれた9日間
旅行好きの筆者。
23カ国目の旅行地としてニュージーランド(NZ)へ。
ゴールデンウィーク休みを使って、夫と二人で行きました。
もともと友人に会いに行くのが目的だったのでそこまで期待していなかったのですが…

予想以上に素敵な思い出となりました。
旅の前半は北島へ。
旅の後半では南島に住む、高校時代からの友人夫婦とも合流。
自然と人の温かさに触れた9日間。
この記事では、初めてのNZ旅行で感じた驚き、癒しなどを体験記としてお届けします。

自然が好きな方や、NZ旅行を検討している方に、少しでも参考になれば幸いです。
【日程まとめ】
- Day1:中国・広州経由でオークランドへ
- Day2:1dayツアー ~ワイトモ洞窟&ロトルアでマオリ文化体験~
- Day3:国内線でクライストチャーチ→友人夫婦と合流→テカポ湖へ。
- Day4:養殖サーモン&ワナカ湖
- Day5:オマルーのブルーペンギンコロニー
- Day6:モエラキ・ボールダーの巨大な丸石
- Day7:クライストチャーチのマーケット&植物園
- Day8:小山1時間トレッキング&図書館Tūranga
- Day9:早朝フライトで帰国
Day1 広州経由で北島へ到着 通関は○分で通過⁉
ニュージーランド最大都市・北島 オークランドの空港には夕方4時ごろに到着。
厳しいと聞いていた、NZの通関。
事前準備として、登山靴の泥落とし、処方薬の英文説明書の準備、そして全お土産の品名・写真リストを英語で用意して挑みました。
1時間以上かかる覚悟でしたがが……実際はなんと10分で通過!

タイミング的にラッキーだったかもしれませんが、
万端の備えをしておいて良かったです。

↑通関用に、事前に準備
食べ物はようかん(トレッキング用)以外、全て現地の友達に渡すもの。
Day2 ワイトモ洞窟&マオリ文化体験ツアー
GetYourGuideというサイトで探して、オークランド発着の1日ツアー(英語)に参加。
オークランドの数カ所のホテルに迎えに来てくれるので、送迎ありの近くのホテルを予約しました。
中型バスで移動。
参加者はスペイン・パリ・中国・ロシア・タヒチなど多国籍でした。

↑洞窟内では写真を撮れなかったので、出てきたところから撮影。
1ヶ所目は幻想的なグローワーム(土ボタル)が見られるワイトモ洞窟。
最初徒歩で洞窟内を歩いたあと、ボートに乗って、洞窟内のグルーワームを見学します。
真っ暗な中、天井でキラキラ光る光景はとてもきれいでした。
(パートナーは焦点が合わず(?)ぼやけでよく見えなかったと話していました。個人差があるのかもしれないです)

2ヶ所目のロトルアでは、マオリ族の文化に触れました。
タトゥー文化のあるマオリ族。
顔全面に刺青を施したガイドさんに説明してもらいます。
専門用語など聞き取れない英語多数でしたが、誇り高い雰囲気と熱意が伝わってくる説明でした。

昼食は施設内のカフェでランチ。
パニーニとポテトのサラダ、コーヒー&カフェオレ。二人で46NZD(約4,000円)。
観光地価格ではありますが、味は抜群でした!

↑中型バスでの1日ツアー。

バス酔いしやすい筆者ですが、
酔うこともなく、快適なバス旅でした◎
滞在拠点のホテルレビュー|Proximity Apartments Manukau。メリット&デメリットあり
2泊したホテルは、南オークランドのマヌカウにあるアパートタイプ。
キッチン・洗濯機・乾燥機付きです。
近くのスーパーマーケットで食材を調達。
冷凍ピザをオーブンで焼いたらチーズたっぷりで美味しいディナーになりました。

ただ無念だったのは…
乾燥機使用後に衣類がかなり臭くなったこと。

翌日は乾燥機を使わずに、自然乾燥することを誓います。



1階受付のスタッフさんは親切。
部屋も綺麗で、快適でした◎
Day3 国内線移動&テカポ湖の快適宿へ
オークランドからクライストチャーチへの国内線移動。
オークランド市内から空港へは、早朝に移動します。
早朝の空港行きバスは、クレカのタッチ決済で乗車可能&始発4:30から運行という便利さ!
始発4:30発に乗りましたが、常に4~6名ほどの乗客がいて、アジア系の学生さんとみられる若い女性も。
(これまで行ったインドでは、場所によっては女性一人ではあまり歩いていなかったりしたので、)
早朝に 女性一人でも乗っていたので、安全な街なんだなと感じました。

乗客はみんな “Thank you!” と運転手さんに声をかけて降りており、
気持ちの良い街だなぁと感じました。
オークランドからクライストチャーチへは国内線にて移動。
クライストチャーチ空港では友人夫婦が車でお迎えに来てくれて、無事に合流。
ハイエースにて、でテカポ湖へ出発です。

途中ではカフェや、ニュージーランドで有名な「クッキータイム」のお店へ寄ってくれました。


アイスが挟まったクッキーサンド。
美味しくてあっという間に完食です。
そしてテカポ湖に到着。

有名な 善き羊飼いの教会
湖の周りを散策したり、のんびり過ごします。

あいにくの曇り空で、夜に星空は見えずでしたが…
それでも日中は、湖の美しい景色を見ることが出来ました。
その日は一棟貸し宿(Kaltech House)に宿泊。
近くのオフィスに鍵を借りにいき、部屋に入ります。

私はスタッフさんの英語を一発で聞き取れなかったですが^^;
友人が受け答えしてくれました。
暖炉があり、友人の旦那さん(ニュージーランド人)がささっと準備して、薪をくべて火を灯す姿に感動。
友人曰く、ニュージーランド人はみんなアウトドア力が高いんだとか。
スーパーで買い出しして手料理を楽しみ、贅沢な夜を過ごしました。



キッチンやリビング、数部屋、独立したシャワーやトイレに加えて、
シャワー・トイレ付きの部屋も。

6名以上のグループでの宿泊にも良さそうです。
Day4〜6 天候に合わせて旅程変更!レア観光地へ
予定していたマウントクックのトレッキングは悪天候で断念…。
代わりに現地の友人が提案してくれたレア(?)なスポットへ。


サーモン養殖場(High Country Salmon)
ランチで70 NZD(約6,000円)!
高いけど美味しかったです。

ワナカ湖「一本の木」:静かに佇む風景が印象的

オマルー:
スチームパンクの博物館にも行きました。
ペンギンコロニーの写真は撮り損ねましたが…
夜に 海から 巣に、ちょこちょこと帰ってくる小さなブルーペンギンたちは
かわいすぎでした…!

モエラキ・ボールダー:まん丸の巨大石が海岸に点在する不思議な場所

石の上に乗って写真撮影したり、わいわいと楽しみました。

ボールダー近くには農場も

アルパカ?に癒されまました。
Day7〜8 地元の日常に触れる@クライストチャーチ
クライストチャーチの友人宅に3泊。
地元民の暮らしを体験させてもらいました。

ファーマーズマーケットでブランチ
+ 夕食の食材調達

オニオンスープにビーフサンドなど、美味しかったです!


植物園やアートセンター散策

のんびりとした時間が流れて癒やされます。


Mt.Cookのリベンジ。
小山を1時間ハイキング(The Bridle Path Walk)

図書館Tūrangaでは日本語の本も一棚分ほどあり、充実していました。

落ち着いた空間にしばし滞在です。
帰国前夜は、友人宅でラム肉BBQ!
友人旦那さんが、これまた手際良く、お肉を焼いてくれました。
庭からは星空が見えて、なんと天の川(ミルキーウェイ)も。
テカポ湖では曇り空でしたが、ここクライストチャーチでみる星空も、十分綺麗でした。
Day9 帰国の日 涙の別れ
朝7時の便に乗るため、友人夫婦が4:30起きで空港へ送ってくれました。

本当にありがたい…
空港内では最後の最後まで見送ってくれて、「次はいつ会えるんだろう?」と思うと、不覚にもうるっと。
クールな友人も、少し涙目になりながらのハグ。「ザ・別れのシーン」的な一コマでした。
旅の最後に思ったのは、「もっと人に優しくなりたいな」ということ。
友人夫婦との3泊4日(!)の旅の間、彼らはずっとハイエースで運転してくれて
(私たちはペーパードライバー..) いろんな所を案内。
合計500km以上の大移動です。
そしてクライストチャーチでの土日も、早朝の仕事を終えてから、日中ずっと、市内を案内してくれたのでした。
私の日常では、毎日朝から晩まで 職場と家の往復で、忙しさに心を奪われています。
でもニュージーランでは友人夫婦を筆頭に、時間がゆったりと流れて、みんな心にゆとりがあるように感じました。
NZの人々の親切さや、友人夫婦の温かさに触れ、自分も変わりたいと思える旅になりました。
番外編|NZで買ったお土産
普段はあまりお土産を買いませんが、
スーパーで、チョコレートやクッキー、グミ、インスタントコーヒーなどを買いました。
そして マヌカハニーも。

抗菌作用があり免疫向上にも良いされている マヌカハニー。
帰国後も小さじスプーンひとさじ分、なめています。
姪っ子たちには、英語の絵本をお土産にしてみました。
郵便局の横に 本屋さんがあると友人に教えてもらい、そちらで購入。
ニュージーランドの自然や動物が描かれた絵本で、絵だけでも楽しいんでもらえたらなと。
自分もわからない単語が多くて勉強になりました。
子ども向け絵本で学ぶ英語、良いかもしれません!

おわりに|NZは、自然も人も温かい国だった
自然、文化、人…どれもが心に残るNZ旅。
何より、すっかり現地に根ざして暮らす、友人の暮らしぶりを間近に見ることができたのが一番の収穫でした。
初めての オセアニア・ニュージーランドの旅。
人の優しさに触れて、ゆっくりとした時を過ごすことができました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
この記事が、誰かの「行ってみたい」のきっかけになれば嬉しいです。