【体験記】インドの山奥で10日間修行 -ヴィパッサナー瞑想-

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私はかれこれ15年ほど前、2010年代前半に、
大学を半年休学してアジア1か月・インド2か月の放浪をしました。

旅の最後、私が挑戦したのは、「ヴィパッサナー瞑想」
10日間、誰とも話したり目を合わしてもいけない、自分をみつめる修行です。

「ヴィパッサナー瞑想に興味がある」
「ヴィパッサナー瞑想をやってみたいけど不安」
など考えている方のお役に立てれば幸いです。

きっかけと実行まで

もともとヴィパッサナー瞑想のことは知らず、

インド放浪旅の最後の地として、ヨガの聖地であるリシケシを旅していました。

そこで出会った数人(日本人や欧米人)から、「Vipassana Meditation (ヴィパッサナー瞑想)がよかった、おすすめ!」と話を聞いたことが、きっかけです。

しかし当初はリシケシ滞在後、すぐ日本帰国を予定していました。

そして私にとって、帰国=就活開始。
1年先延ばしにしていた 就職活動 を始めることを意味します。

10日間の延長は長いけど、この機会を逃したら、もう一生体験できないかもしれない…
と思った私は、迷った末に、帰国を延期して、ヴィパッサナー瞑想を体験してから帰国することに。

しかしネット(当時スマホがそこまで普及しておらず、インド街中のネットカフェにて)で調べてみると、
10日間は、外部とは遮断され、連絡が一切取れないとのこと。
「怪しい? 大丈夫なのか…」と思いつつ、実際に体験した数人にさらに詳しい話を聞いたり、自分でも調べます。

複数人からの聞き込みにより、大丈夫っぽいな、と判断。

そして元々、一人での インド放浪旅を反対していた両親とは、
「毎日居場所を連絡すること」
を約束に、放浪を許可してもらっていました。(費用は全て自分持ちですが)

そこで「山奥のネットがつながらない場所でヨガ修行する」
という説明を一方的に行います (あながち間違いではない)。

ただ一人くらい、(万が一の時にも)居場所を伝えていた方がいいだろう
ということで、姉には「インドのデラドゥーンというところで、瞑想の修行を10日間してくる」と伝えます。

そして、ついに申し込みをしたのでした。

修行の内容

※10年近く前の内容を想起して記載しているので、記憶があいまいな点があるかもしれません。
ご承知おきください。

リシケシから施設までの道のり、バスを乗り継いだり、道行く人に尋ね回って、、
なんとか施設にたどり着きます。

(出発してから、3時間ほどかかったはず)

施設では、男女は別の施設で生活をします。
男女で約50名ほど。

初日は女性みんなでテーブルを囲んで、おしゃべりしながら、食事をとりました。
しかしこれから10日間は、いっさい話せなくなります。

そして翌朝、修業開始。

朝4:00に起きて21:30ごろに就寝となるまで、基本的に瞑想をしています。

休憩も挟みつつ、午前中に5時間、午後にも5時間ほどの瞑想を行います。
参加者全員が入るホール(男女の入口は別々)と、個室で瞑想できる小ホールがあり、
グループ瞑想と個別瞑想の時間がありました。

期間中、
携帯電話(同時はスマホを持っておらず、ガラケー)、本、ノート・ペンなどは使えず、全て受付にて預けます。

ヨガの聖地から近いこともあり、
参加者の中には、休憩中にヨガをしている人もいましたが、
注意されていました (!)

行っていいのは、瞑想と散歩くらい。広い庭があるので、私は頻繁に散歩をしていました。



最初の数日は、呼吸に意識を集中させると教わります。

そして瞑想開始 数日後からは、呼吸に意識することに続いて、
身体全体を観察することを教えてもらいました。

頭のてっぺんから足の先まで、スキャンするように、意識を通していく。
そしてそこで生まれた感覚(足がしびれた、腕がかゆい など) も、反応せずに、ただただ観察する。


そしてそれは、身体の感覚だけでなく、感情にもつながります。
以前に体験した嫌な気持ちなども、ただただ受け止めて、観察する。反応しない。

それは、僧侶である 草 薙 龍 瞬くさなぎ りゅうしゅんさん の著書『反応しない練習』にも通ずるものでした。

毎日夜には、指導者・ゴエンカ氏の講和を、ラジオテープにて聴きます。
英語、スペイン語、フランス語など、それぞれの言語で聴くことができ、日本語でも聴けました。
(インド滞在中の2ヶ月はほとんど日本語を話していなかったので、久々に聞く日本語でした。)

食事

期間中は、食堂にて、朝食・昼食・夕方のティータイム があります。

野菜が多く、素朴でシンプルな味わいでした。
毎日の瞑想で体の感覚が研ぎ澄まされているのか、素材の味が感じられて食事がとても美味しく、
毎回の食事をとても楽しみにしていました。

ただ他の参加者(女性は欧米系が多かった)は、修行終了後に話した際に、食事がまずかったと言っていたので、個人差があるかもしれません。


感想

このヴィパッサナー瞑想、一言で言うと、本当に参加して良かった!です。

日常から離れて、自分と向き合うことが出来ました。

参加者と授業終了後に話したいこと際には、「人と話せなくて辛かった」「ご飯がまずい」という人が多かったですが、

私は全く逆で、誰とも話さず、自分と向き合うことが出来て楽しく、ご飯も美味しかったです。

修行中は、最初の方は、大学の部活での人間関係のごたごたなど思い出して涙。
そして就職活動への不安などを感じていました。
しかし3日目くらいから、誰とも話さずに自分と対話できる環境をうれしく感じるように。



そう思えた理由の一つとしては、
女性の参加者が、欧米の方が多く、初日(おしゃべりOK)の時にみんな、最後のしゃべる機会とばかりにマシンガントークしていましたが、英語が聞き取れないことも多く、苦痛だったこと。
そんな環境から離れられたのが嬉しかったんだと思います。

修行残り3日、2日…と終了時期が近づくにつれて、「もう終わってしまうのか…」という感覚でした。



10日目が近づき、修行が終わるのが嫌でした。
なぜなら、私にとって修行が終わる=日本へ帰国=就活開始 を意味するから。

しかし一方で、修行を終えてから、気づいたことも。
人と目を合わせておしゃべりしたり、微笑みあったりできることが、
とても幸せに感じました。

そしてインドでの体験から数年後、京都でも、ヴィパッサナー瞑想を体験しました。

1回でも10日間の瞑想を終了した生徒さんは、 “古い生徒” として、3日間のコースにも参加できます。京都では3日間コースを体験しました。


まとめ

参加して本当に良かったです。自分の感情を、ただただ観察して、「反応しない」ということを学びました。

そして同時に、10日間誰とも話さず目も合わさない経験をしたことで、逆に、誰かと言葉を交わしたり、笑い合うことの素晴らしさを知りました。

このヴィパッサナー瞑想、インドでなくても、日本でも京都と千葉で体験することが出来ます。

3日間では正直少なかったので、次回もう一度、10日の修行を体験したいと思っています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

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プロフィール

関西在住の30代OL。
好奇心の赴くままに暮らしています。
でも刺激に弱く人混みは苦手。
時間確保のため、ミニマリストへ移行中。

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電車・バス・原付を駆使して旅しています

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国内外旅行(22カ国&44都道府県 旅制覇)
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