【読書レビュー】「31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。」なにおれさんから学ぶシンプルな生活

読書:実用書

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毎日の生活に、生きづらさを感じていませんか?

私は子どものころから生きづらさを感じ、

そして社会人になってからは日々会社へ往復の生活で、疲弊していました。

しかし人気ブロガー「なにおれ」さんの存在を知り、少ないもので質素に楽しく暮らす様子をSNSなどでみて、とても影響を受けました。

ものが少なければ、使うお金が少なければ、そこまでバリバリ働く必要はない。
そう思うと気持ちがとても楽くなりました。

ここでは なにおれさんの書下ろし本「31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。」を読んで、私がとくに取り入れたいこと、参考になった点を、抜粋・記載していきます。

気になるところから、読んでみてください。


本書の目次

プロローグ 僕が質素に暮らすようになったきっかけ
第1章 少ないお金で暮らすから、自分らしく生きられる
第2章 生活自給スキルを磨けば、豊かに暮らせる
第3章 やりたくない仕事を辞めると、楽しく暮らせる
第4章 お金を貯めるから、理想が現実になる

要約

印象的な言葉を抜粋・ピックアップしていきます。

プロローグ 僕が質素に暮らすようになったきっかけ

なにおれさんは、大学を卒業してまず海外営業の仕事に付きますが、合わないと感じ社会人4年目の27歳で転職。


再就職までの有給消化期間の1か月間、海外など行くのではなく、ただ淡々した毎日を過ごします。
そしてその生活こそが、自分がもとめていたことだと分かります。

なにおれさんが求めていたのは「やりたくないことをやらずに生きること」でした。

自分らしく生きるための3つの要素

  1. 生活自給スキルを磨くこと
  2. やりたくない仕事以外でお金を稼げるようになること
  3. お金を貯めること

必要なものを自分で作り、仕事に充実感を得られれば、想像するよりはるかに少ないお金で楽しくくらせるようになると、なにおれさんは話します。

私もそんなに莫大に稼がなくてもいいので、

仕事に充実感をもって楽しく暮らしたいです…!


第1章 少ないお金で暮らすから、自分らしく生きられる

自信が生まれるメカニズム

幸せそうにくらしている人にはひとつの共通点があります。
それは、「自信を持ってくらしていること」です。

「自信とは「自分はこうありたい!」と強く願い、それを自らの行動によって実現できたときにはじめて、自分の内側から生まれるもの」と、なにおれさん。

私の理想の生活は…

私は「人に指示されるのではなく、自分の意思を持って、やりがいのある仕事をしたい」
そして自分の好きなときに休んで旅行に行ける生活をしたい」と思います。

第2章 生活自給スキルを磨けば、豊かに暮らせる

「質素」と「粗末」はこう違う

僕たちは少ないもので暮らすことを、「質素な暮らし」と呼んでいます。

粗末とは物事を雑に扱うこと。
一方質素とは贅沢しないがゆえに、あるものを大切にすること。

ありふれた日常の中に豊かさを感じる最大のコツは、「自分が大切にしたいものだけを大切に扱うこと」。
これだけだと思っています。

なにおれさんの話を聞くまでは、正直「質素」という言葉にそこまでいい印象を持っていませんでした。


でも 質素=シンプルな暮らし だと思うと、私もそういう生活を目指したいなと思うようになりました。


気に入らない服はすべて入替える

大事なことは、欲望をなかったことにするのではなく、自分にとって本当に大切なことならちゃんとお金をつかうことです。

…今現在僕の持っている服は、待ちに出るための服や部屋で過ごすための服も全部合わせて13着だけです。

靴は革靴も入れて、全部で4足です。

持っている服や靴の数こそ少ないですが、どのアイテムを選んでも自分にとって最高のコーディデートになります。

そのため、自分の欲望にフタをしている感覚は一切ありません。

私もクローゼットの中は一軍、お気に入りだけで満たすことを目指します!


非日常は日常の中で創り出す

暮しを豊かにする要素のひとつに、「非日常感」があると思います。

…ですが僕たちは非日常のためにお金を使うこともほとんどしません。

たとえば、僕たちはお互いの誕生日に高級レストランに食事に行くことをしません。おうちで豪華な食事を手作りしています。

ただひとついえることは、「ありふれた日常の中にも非日常を自分たちで創り出すことができる」ということです。

僕たちはこのことを、「日常の追求」と呼んでいます。


私は非日常が大好きです。(笑)
国内外へ旅行へ行き、よく日常の仕事から現実逃避していました。

それを今も否定はしないし、未知との遭遇で新たな価値観を得られる、自分をアップデートできる大切な時間だと思います。

でも普段の生活から現実逃避するための旅行では意味がないと、なにおれさんから学びました。

日常に、「非日常」を取り入れる。
まずは、ちょっと帰り道を変えてみることから、初めてみようと思います。


遊びを発明するアイデア発想法

なにおれさんは、遊びは誰かの作ったものを買うことだけが手に入れる手段ではなく、自分たちで発明できると話します。

次の4つの掛け算の中身を入替えて遊ぶわけです。
①場所 x ②時間 x ③食事 x ④目的

例えば休日にただ近所をぶらぶら散歩せずに、

①場所:知らない駅 x ②時間:昼間 x ③食事:おにぎり弁当持参 x ④目的:知らないお店に入る

まずはおにぎりを持参して、会社と家の間の、途中の駅で降りてみる。

知らない駅でおりるのはちょっとどきどきするけど、わくわくもします。


なんでもないことをお祝いする

ものやサービス x 自分の関わる姿勢 = 豊かさ

なにおれさんは、豊かさは掛け算で決まると考えていると話します。

なにかをお祝いするとき、誰かの決めたことに縛られる必要は全くありません。

1年365日のうち、300日くらいはありふれた普通の日のはずです。
それなら、その300日を機嫌よく過ごせたほうが絶対にゆたかだと思いませんか。

自分たちの意思に関係なく起こることに一喜一憂せずに、「物事へのかかわり方」をいう自分たちでコントロールできることに集中する。

そんな暮らし方は、日常をもっと楽しいものにします。


出来事は自分ではコントロールできないので、外部環境に左右されずに、前向きに関わりたいです。


第3章 やりたくない仕事を辞めると、楽しく暮らせる

「好きなことで生きていく」の呪い


…好きなことだけをして生きていくというのは幻想です。
好きなことの中には必ず好きではない時間もあるものだからです。

…「自分にとってやりたくない仕事とはどんなことだろう?」と考えてみました。

そしてなにおれさんは、

・働く場所と時間を他人に決められること
・人の多いところで働くこと
・仕事内容を自分で決められないこと

…など14個ほどを本書であげています。

私のやりたくないことは…
・働く場所と時間を自分で選べないこと(好きな時に休んで旅行へ行きたい)
・人の多いところで働くこと
・がやがやしているところで働くこと

・夜遅くまで働くこと
・単調な作業をすること
・集団行動をすること
・自分の裁量がないこと
・周りに指図されること
・ひたすら孤独に作業すること

ひとまず以上が思いつきました。
なにおれさんと似ている点も多い印象です。

ただ私は、たまには息抜きに、誰かと話したいとも思います。

内容はともあれ、こうして自分が、どんなことに苦しく感じるか、自分を理解することが大切だなと感じました。

得意なことは自然と後から見つかる

なりたい自分に近づく努力をし、その過程で得られた知見で人によろこばれることをコツコツとやっていくだけです。

なにおれさんは副業としてブログを始めています。
そしてブログを1日何時間も書いていたので、文章を書くことが得意だと思っていたそうです。

しかしそうではなく、「人が理解しやすいように情報を整理すること」が本当の得意なことだと気づいたそうです。

他人の芝生が青く見えたときの対処法

「100点満点の人生などない」という考え方。

身近やSNSでどれだけ幸せそうだったり、お金を稼いでいる人でも、誰もがみな、少なからず苦しみを抱えて生きている。

そんな人たちがキラキラ輝いて見えるのはむしろ、困難を自覚しながらも苦しみに立ち向かい、よりよく生きようともがいている最中だからだと、なにおれさんは話します。

だからこそ、他人を意識してしまう自分をまずは受け入れる。
その上で、他人も自分の同じように苦しみながら人生を模索している途中であると考える。

この考えは、とてもに落ちました。
私もついつい、キラキラしている人などと、自分を比較してしまうので。

他人を意識しないと考えるほど、意識してしまう。
なので「みんなも同じようにもがいているのだな」と思うようにすると、心が少し軽くなる気がします。

第4章 お金を貯めるから、理想が現実になる

副業より先に節約をやるべき理由

節約には副業にはない大きなメリットがあるからです。
そのメリットとは、「再現性」と「即効性」の高さです。

なるほど。確かに今は副業OKな企業も出てきたり、本屋さんでも副業関係の本をよく目にします。

でもそれ以上にまずやるべきは節約、というのは納得しました。

夫婦でお金を貯める唯一の方法

それは「たくさんお喋りしましょう」ということ

夫婦というのは、違う人間が生計を一緒にすることです。


どれだけ価値観が近い者同士であっても、必ずピッタリと同じ価値観なんてことは100%ありえません。

だからこそ、話し合いで2人にとっての理想的なゴールをする合わせ続けることが大切です。
それが、たくさんお喋りをしましょうという話になります。

本来、夫婦2人でお金を貯めることは楽しいことです。
お金が溜まったと言うことは、それだけ2人にとって選択できる未来が広がるということを意味するからです。

それが面白くないわけがありません。

もともとは他人だったので、合わないのは当たり前。
言わずに察してくれることはあり得ない。

たくさん話して、すり合わせることが大切だなと思います。


数年もあれば人生は変えられる

きっかけさえあれば、人生は3年もあれば変えられると思います。
一方で、逆をいえば3年はかかるという前提でいたほうがいいともいえます。

少ないお金でも楽しく暮らせるようになるには、欲しいものを自分で作れるようになり、使命感が生まれるまで副業に費やす必要があります。

そのためには、時間がそれなりにかかる前提で考えていないと、時期尚早で諦めてしまうかもしれません。

一方で、3年で人生は変えられると思えば、気がラクになることもまた事実だと思います。
10年も20年も必要ありません。

100年人生のうちの3年を頑張れば、人生は変えられるかも知れない。
そう思えば、ちょっとがんばってみようかな、という気持ちにないました。

まとめ

なにおれさんの著書を読んだのはこれで2冊目。

他にもYoutubeや Instagram、 X (旧Twitter)をフォローして、なにおれさんメソットを学んでいます。

なにおれさん自身が「人が理解しやすいように情報を整理すること」が得意、と話すように、整理されて書かれているので、とても分かりやすいです。

そして自分にとって共感することばかり。
私は贅沢な生活よりも、シンプルでも満たされた毎日を過ごしたいと思っているんだな、と改めて気づくことが出来ました。

まずは副業よりも、節約スキルを高める。
そのために、外食ではなく、料理スキルを磨いてみることを第一歩にしてみます。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

気になった方は、本書もぜひ読んでみてください。

◆関連記事
なにおれさんの別著、「生きづらい人のための人生戦略」の読書レビューも書いています。
良かったら読んでみてください。

読書レビュー2023/11/22
#読書感想

書籍紹介

タイトル:31歳、夫婦2人、月13万円で、自分らしく暮らす。
     僕たちが見つけた質素で最強の生き方

著者: なにおれ
発行:大和出版
発行日:2022年11月30日
定価:1,400円+税


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プロフィール

関西在住の30代OL。
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