
こんにちは。
私は普段 会社員をしながら、ゆるりと中国語を学習しています。
今回は、以前の記事「【社会人×語学(中国語)】ゼロからHSK4級まで:9年間」で触れた
1週間の中国短期留学 についてご紹介します。
行き先は、中国南部の雲南省・昆明。
語学学校「KEATS(キーツ)」での語学漬け生活は、今でも忘れられない体験となりました。
私が留学したのは2019年8月。
会社のお盆休みを利用しました。

コロナ禍になる直前(約半年前)に行けたので、ラッキーなタイミングでした。
きっかけ
短期留学しようと思ったきっかけは、
お仕事で関わる、中国語の通訳さんとの何気ない会話。
その方は一般企業で勤めてから、通訳として活躍されている方。
1週間程度の短期留学を、これまで何回も体験してきた。
とのこと。
これまでも「中国語留学をしてみたいな〜」とは思っていました。
しかし短期の留学でも2,3ヶ月をイメージしており、仕事を辞めないと行けないと思っていたので、
通訳さんの話に目から鱗。

1週間でも短期留学できるなんて!!
と、思い立ったが吉日。
そこからはネットで学校情報を探して、仕事後に毎夜 比較検討すること数日。
数ヶ月後に控えているお盆休みを利用して、短期留学することに決めました。
初めての「中国語漬け」環境へ
私が留学した KEATS(キーツ)は、昆明にある語学学校です。
マンツーマンレッスンやグループレッスン、オンラインレッスンなどを提供しています。
私は1週間のマンツーマンプランを選択し、学校内の寮(一人部屋・トイレ&シャワー付き)に宿泊。
学校内のカフェテリアで平日3食が提供されますが、私は外食も楽しみました。
授業スタイル:英語で学ぶ中国語!
KEATSでは日本語は通じませんが、先生たちは全員英語が堪能です。そのため、授業は「英語で中国語を学ぶ」スタイルになります。

このスタイル、実はとてもおすすめです!
- 日本語で学ぶ語学学校より費用が安い
- 英語の勉強にもなるので一石二鳥
- 英語→中国語というルートが新鮮で、理解が深まることも
北京・上海・台湾などの日本語対応の学校に比べ、KEATSの授業はコスパが非常に高いと感じました。
実際の授業
授業は1日6時間のマンツーマン レッスン。すべて英語でのレッスンです。
二人で個室で授業をするので、集中して授業を受けることが出来ます。
私は発音や会話の練習中心の学習を希望しました。
質問なども全て英語で行うので、常に頭はフル回転。。
しかし先生たちはみんな優しく、丁寧に教えてくれます。
またゆっくり話してくれるので、英語も聞き取りやすかったです。
毎日楽しくて、あっという間でした。
課外活動
通常の授業以外に、オプションで課外授業も受講できます。
私は 太極拳 と 料理教室 の二つを選択。
① 太極拳の授業(中国語での進行)
*先生は50代くらいの男性の先生。
*太極拳のクラスは、学校のすぐそばの公園で実施。
*日本で太極拳歴3年(当時)だった私は、先生に「好(hao)!」と褒められました笑。
*2回のクラスのうち、1回目は欧州系のスポーティーな女の子と二人。
2回目は生徒は私のみ。マンツーマンレッスンでみっちり教えてもらえました。

女の子は「Taichi(太極拳)のクラスは最高にクール!」と話す、とてもスポーティーなカッコいい子でした。

② 中国家庭料理クラス
*先生一人で生徒は3人。



自分たちで作る料理はとても美味しかったです!
課外授業はどちらも楽しく、文化体験としても充実していました。
また、近くのスポーツジム(学校から徒歩10分)を無料で使える特典があるので、2回ほど通いました。
きれいなジムで、現地の人たちが多い印象です。

発音の壁と「通じない悔しさ」
授業の外では、実際に街のお店で中国語を話してみましたが――

まったく通じませんでした…_| ̄|○ !!
おそらく発音や四声の問題だと思います。
しかし、この「通じない体験」こそが、逆に自分の実力を知る良い機会になりました。
悔しさと同時に、「もっと頑張ろう」という気持ちにさせてくれました。

学校外のスポーツジムの更衣室では、中国人のおばちゃまたちが話しかけてくれました。
あまり私の中国語は通じてなかったですが… みなさん優しかったです◎
生徒の国籍と雰囲気
お盆の時期ということもあり、日本人の生徒さんも多数いました。
大学生や社会人(20代〜60代)まで、幅広い年齢層でした。
また、アジア系・欧米系の生徒さんもいて、国際色豊かな雰囲気が魅力的でした。
みなさんフレンドリーで、話しやすかったです。
そこで出会った生徒さんたちと一緒に、外へご飯に行ったりもしました。
KEATS語学学校について
- マンツーマンレッスン中心
- 少人数クラスやオンラインクラスもあり
- 中国文化講座(有料)も選択可能
- 日本語の公式サイトあり
KEATS – 中国語を学ぶ
マンツーマン集中レッスン(昆明)
※HPを見ると、2025年現在では、雲南省以外に北京などにも、拠点があるようです。 - 履修後には 「履修証明書」が発行されました。

滞在した 雲南省 昆明とは
・「春城(春の都)」:四季を通じて春のような気候。
マンツーマンレッスンの1コマを使って、先生に街中へ連れて行ったもらいました。
そこでは初めて、バスに乗る体験も出来ました。
お花屋さんもたくさんあり、きれいでした◎

・雲南名物:米線(ミンシェン)
ランチや夕食として、学校の近くのお店に食べに行ったりしました。
美味しかったです。

・世界遺産:石林 (カルスト地形が特徴的な景勝地) もあります。

私は行けませんでしたが、もう少し滞在が長かったら、行きたかったです!
2つの プチトラブル

余談ですが、ここでは私が体験した、
2つのトラブルを紹介します。
台風でまさかの空港 野宿体験
出発時、なんと上海突撃の台風で、関西空港からの便が欠航に。
このままでは初日の授業に間に合わない…!
ということで、関西空港でノートパソコンを広げて、急いで代替便を探す&元のフライトキャンセル手続きに1時間。
見つけ出したのが以下のルート。
関空 → ソウル(韓国) → 深圳 → 昆明
と3回乗り継ぐ長旅に…。
そして夜は、深圳の空港内のベンチで野宿。
空港内は明るくて人も多く、安全な雰囲気ではありましたが、やっぱり寝心地は微妙…。
ただ、私はバックパック1つで旅する派なので、荷物も少なく、バックパックを枕にして就寝しました。

私がこれまで経験した、インドでの27時間 夜行列車の旅や、
日本の夜行列車(サンライズ出雲)よりは、
揺れることもないので快適でした笑
また学校には、空港から学校までの送迎も依頼していましたが、フライト変更などをメール連絡をすると、スムーズに変更してもらえました◎
ミルクティーで不眠症…
当時の私はタピオカミルクティーが大好きで、
中国へ留学に行ったら、毎日2,3杯は飲もう!と意気込んでいました。
そして初日、ツアーとして、学校の先生が学校内や学校の周りを案内してくれました。
- そこでタピオカミルクティー屋を発見して、注文。(1杯目)
- 授業中には 外卖 (中国版ウーバーイーツ) で1杯注文。(2杯目)
(先生のアプリで頼んでもらいました。) - 授業後には 学校外のジムへ行く前に、また外のお店で1杯注文。(3杯目)
すると…
目が冴えて、その日の夜は全く眠れなず…
ほとんど一睡もできませんでした。。。
おそらく カフェインに弱い私が ミルクティーを1日に3杯も飲んだことが原因です。
翌日は眠い目を擦りながら、なんとか6時間の授業を終えました。
そして以降は、
「タピオカミルクティーは1日1杯まで。夕方以降は飲まない」
というルールを自分に科しました。
(それからは、授業とジムで頭も体も疲れていることもあり…
毎日ぐっすり眠れましたzzz)

みなさんもミルクティーの飲み過ぎにはご注意ください…笑
(特にカフェインに弱い方…)
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
お役に立てれば幸いです。

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