31歳ですでにサミリタイアしている なにおれさんの電子書籍「生きづらい人のための人生戦略: ゼロから「自分」を作り変える10ステージ 生きづらい人のためのシリーズ」を読みました。
なにおれさんのことを知ったのはYoutuber「フェルミ漫画大学 」にて。りん先生によって 前著「ミニマリスト式超人生戦略術: 敏感な人が会社を辞めてラクに生きていく方法」が紹介されていたのがきっかけです。
その時には、まさかここまでどハマりするとは…
彼の「少ないものとお金でも楽しく暮らす」というコンセプトや考え方にすごく共感して、Youtube投稿やインスタを見たり、毎日平日に配信されているVoicyを聴くのが私の最近の日課です。
著者の経験上、生きづらさから抜け出すには、10のステージを段階的に進む必要があるそうです。
本書シリーズは全10冊から構成されており、読者のステージによって読む本を変えるというもの。
そして本書はその第１冊目。
本書は なにおれさんのメソッドが ぎゅぎゅっとまとめてあり、スマホでも読めるように横書きになっています。kindle unlimitedで無料で読めるので、気軽に読み始められる本です。
本書の目次
第０章 シリーズにおける本書の位置づけ
第１章 生きづらさとは何か
第２章 生きづらさから抜け出す５つの人生戦略
第３章 人生をゼロから作り変える10ステージ
第４章 私が生きづらさから抜け出した時系列
第５章 モデルケースで人生シミュレーション
あとがき
要約
印象的な言葉をピックアップ。
（▶︎：引用、 ＊：ブログ管理人の感想です）
▶︎生きづらさを抱えている人にとって、「自分の生きる意味」を知ることほど幸せなことはない。
＊本書では、内向的だったりで生きづらさを感じている人が、心地よく暮らせるようになるための指南書。私も自称・内向的です。
人と話すのも好きだけど、ずっと人といると疲れるので、一人で過ごす時間も大切。
大人数で過ごすよりは少人数で、静かに過ごしたいタイプです。
そして最近は落ち着いてきたけれど、気持ちにも波があり、何故だか無性に生きづらさを感じて生きてきました。
(外にはそういった悩みをあまり出さないので、周りからはあまり内向的に見られず、外交的にみられたりもしますが)
そして仕事については、長らく就いている事務の仕事、安定はしているけれど何だか物足りないと感じて、ちょっと悶々としています。
もっと自分に合った、楽しい・ワクワクできる仕事をしたいなと。
おそらく私が なにおれさんに最近すごく傾倒しているのは、なにおれさんの働き方に憧れがあって、少してもヒントを得たいからだなと、改めて思いました。
生きづらさから抜け出す５つの人生戦略
① 集客スキルを身につける
② 無収入寿命を伸ばし続ける
③ 質素な暮らしを整える
④ 自分のために他人を助ける
⑤ 人生の地図の書き方を体得する
本書で紹介されている５つの人生戦略と、10のステージ。
戦略とはゴールに辿り着くための「大枠の方向性」であり、ステージとは「その方向性の具体的な道筋」だそう。
まずは５つの人生戦略から気になったところを抜粋します。
生きづらさを抱える人にとっての正しい努力
：「自分にとって苦しいコミュニティからいつでも離れられるようになること」
＊これにはすごく共感。そう、どうしても会社を辞める必要もなく、絶対フリーランスで働く必要もない。それでも自分が離れたいと思った時に会社なり組織から自由に離れられる選択肢があることが、すごく大切なんだなと思いました。
人生の地図
▶︎大事なことは、人生の地図を誰かにもらうことではなく、「自分で地図を書けるようになること」
＊読んでいて、そうかぁ〜と納得しました。
ついつい誰かに自分の正しい道筋を示してもらいたい…なんて思うこともあるけど、結局人が敷いたレールに沿っても私はきっと満足できないわけで、やっぱり自分で探し続ける必要があるなと。
人生をゼロから作り変える10のステージ
① 人生戦略の全体像を知っている状態
② 思い込みの存在を自覚している状態
③ お金の貯まる暮らしが整っている状態
④ 疲れにくい暮らしが整っている状態
⑤ 1日のタイムスケジュールが明確の状態
⑥ お金の適切な配分先が明確の状態
⑦ SNSでアウトプットしている状態
⑧ 集客の本質を理解している状態
⑨ 自分の商品でお金を稼げて
⑩ 成功体験に執着していない
「大枠の方向性」である ５つの人生戦略の次に、「その方向性の具体的な道筋」となる10のステージで気になった箇所を紹介します。
「ステージを変える」ということ
▶︎行き詰まったと感じたときは前のステージまで戻り、逆に、同じところで足踏みしている気がするなら次のステージに進んでゴールを目指していく。そうやって、いまの自分に適したステージで努力ができるようになる。
＊何かを始めるにして、「自分が今どこに立っているのか？」と、自分の状況などを客観的に見つめることが大切。
本書で言われている「自分が全体の中のいまどこにいるのかを確認した上で、やるべきことの軌道修正ができるようになります。 」という内容が、スッと自分の中に入ってきました。
「持っているものを徹底的に手放すこと」
＊ステージ② 思い込みの存在を自覚している状態 では、「持っているものを徹底的に手放すこと」が勧められています。
最初は「物を捨てたところで、人生が劇的に変わるんかな??」とも思いました。でもよくよく読んでみると、人生を変えるのには行動せねば、と分かっていても行動できない。それは頭の中に棲みついている思い込みが悪さをしている、とのこと。
それは所有物でも同じで、家には絶対テレビがなければならない、〇〇が必要、という思い込みがあるとのこと。
それらを一度手放してみて、思い込んでいたけど無くても全然問題ない！という体験をしよう、というもの。
もちろん、手放してみてやっぱり必要なら、それは本当に必要な物だし、それが分かって良い、的なことを、以前Voicyか何かでなにおれさんは話していました。うんうん、それもすごく納得しました。
1日のタイムスケジュール
▶︎自分はどんな1日を過ごせたら幸せなのかをまずは明確にし、そこから逆算で自分がいますべきことを導き出していきます。
・どんな家で目を覚まし、
・カーテンを開ければそこから何が見え、
・どんな服を身につけていて、
・周りにはどんな人がいて、
・何時にどんな食事を取り、
・どんな仕事を、どんな場所でしているのか、など
＊こちらはステージ⑤からです。なんとなく「もっと人生楽しくしたいな」とか思ってるだけだと何にも変わらない。
より高い解像度で、具体的にイメージするべし。
誰かが似たようなことで、目を閉じてその場所の音や匂いまでイメージできたらなお良し、みたいなことを言っていた気がします。
それだけ具体性って大事なんだなと思いました。
まとめ
・ふむふむと思うことばかりで、まだまだ気になった箇所を書きたかったですが、終わりが見えないのでひとまずこの辺で..
・特に刺さったのは以下二点です。
「生きづらさを抱える人にとっての正しい努力：「自分にとって苦しいコミュニティからいつでも離れられるようになること」
「 思い込みの存在を自覚するために持っているものを徹底的に手放すこと」
・少しでも生きづらいと思っている人、人生を変えたいと思っている人がいれば、本書はそんなあなたの人生を変えるきっかけになるかも知れません。
本書で書かれていることを実践するのには時間はかかるけれど、まず本書を読むだけなら、数時間で出来ると思います。
本書はシリーズの第１作、導入編のようなので、また２シリーズ以降も出たら、読んでいきたいです。
・ちなみに私は、普段は紙の本を読むことが多いです。でも本書はKindle本のみということで、以前買ってしまい込んでいたkindleを引っ張り出して、以前解約したKindle unlimitedにももう一度入会して、、読んでみました。(そう行動させるだけ、なにおれさんの私への影響力が大きいです(!))
Kindleで読んだ本の感想/書評を書く際は、気になったページをぱらぱらと見直すのにはまだ慣れず、少し書きづらいと思うこともありました。それでもハイライトできる、持ち運びがラクなど、良い点も多いです。
これからKindleの機能なども色々試してみたら、紙の本より断然良い! ..なんてなるのかも知れません。
色々と試行錯誤してみようと思います。
ちなみにKindle unlimitedはiphoneやandroid でも読めますし、本書はスマホでも読みやすい様に横書きで書かれています。
少しでも気になった方は、読んでみてください。
書籍紹介
著者： なにおれ
男性。1991年生まれ。月13万円で妻と暮らしながらセミリタイア中。
総SNSフォロワー16万人。「少ないものとお金でも楽しく暮らす」がコンセプト。
発売日：2023年5月28日
ページ数：300ページ
価格：1250円
※Kindle unlimitedで無料で読めます◎ (2023年6月現在)
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