身軽に生きたいとお考えですか??
ミニマリストになりたい私。
ミニマムな生活関連の人・本を探す中で、Youtuber かぜのたみ さんの著書「低コスト生活」に出会いました。
そして、今まで常識と思っていた考えが、 覆されました。
※私の常識
- 便利家電を使った方がいい
- 冷蔵庫と電子レンジは必需品
かぜのたみさん所有の調理器具はなんと、電気ケトルと炊飯器のみ。
これにはとても驚きました。
***
本書を読めば、身軽に快適に生きるコツを知ることが出来ます。
ここでは備考も込めて、印象的な言葉などを抜粋、紹介していきます。
目次で気になったところから、読んでみてください!
本書の目次
第0章 低コスト生活とは
(「せねば」のない暮らし;頑張れば暮らしがよくなる教; ほか)
第1章 お金をととのえる
(わからないから不安になる;低コスト生活のリアル生活費 ほか)
第2章 衣食住をととのえる
(減らすのではなく、増やさない;「すぐに買わない」トレーニング ほか)
第3章 思考と習慣をととのえる
(「よかれ」という穏やかでしんどい圧;自分で選んで、自分で決める ほか)
第4章 暮らしをキープする心がけ
(流れが穏やかな場所に行く;「もうある」ことに目を向ける;諦める練習をする ほか)
要約
ここでは印象的な言葉などを要約・抜粋していきます。
第0章 低コスト生活とは
▶︎かぜのたみさんの考える 低コストライフ
「せねば」で身重になった自分の重荷をどんどん外していく作業
「ありのままの自分で満足している状態」に戻るための手段
低コストライフで小さく暮らすようになってから、
働く時間も場所も、何をするかも、自由自在の生活をおくれるようになったといいます。
これがまさに、私の理想ライフ!
私も場所や時間にとらわれずに、働きたいと思っています。
▶心がけていること
「なんでも今手元にある前提で進める」。
「すでに手元にあるもの」や「いまの自分でいい」とまず認めることが一番大切だと思う
まさに、「足るを知る」ですね。
第1章 お金をととのえる
▶月前半は使わない、月後半は豪遊
- 第1週 片付けや掃除、仕事に集中、基本家にあるもので過ごす
- 第2週 家にあるもので過ごしながら、下旬の楽しみを計画しはじめる
- 第3週 やりたいことにお金を使いはじめる
- 第4週 思いっきり豪遊!
第4週目を、かぜのたみさんは「豪遊ウィーク」と呼んでいます。
ワクワクするような、とても良い響きですね。
豪遊といっても、普段プチ自制している「ちょっといいこと」をしてみる感じだといいます。
このメリハリのある生活、とても惹かれます。
▶「暮しの配合」を自分で決める
働きたくない人も多いと聞くけど、「きっとそれは、働くのが嫌なのではなく『誰かから強制されたくない』ということのような気がしています」
ここにとても共感。うんうんうんと、うなづきながら読んでいました。
誰かに強制されたくないんですよね。
強調します。
いまの自分に合った過ごし方を、自分で考えて実行できるようになると
お金に困ることや、使いすぎることなど、お金に振り回されることが減って
生活とお金の悩みが減ります。
第2章 衣食住をととのえる
▶電気ケトルと炊飯器
家にある調理器具は、1.5合炊きの小さな炊飯器と電気ケトルの二つ。
えぇーーーー!!
冷蔵庫・電子レンジは???
と、かなり驚きました。
「冷蔵庫に放置していた野菜やおかずを、消費せねば、と無理して食べるのは本当にしんどい。」
なので かぜのたみさんは、食べる分だけ買って、つくります。
季節にもよりますが、週に1~2回ほど、野菜や卵、豆腐や納豆を買い足して、献立を回しています。
電子レンジはまだしも、冷蔵庫は有無を言わせぬ生活必需品と思っていました。
それなしで快適に暮らしている人がいるということを知り、常識が覆されました。
自分の思っている常識って、みんなの常識ではないんですね。
当たり前なんですが、あらためて気づきました。
▶体の声を聞く
節約のためにパンやパスタばかり食べていると、トラブル知らずの肌に大量の吹き出物が。
小麦製品や菓子を控えて、米と味噌汁のシンプルな内容に変えたところ、肌の悩みが改善したのです。
体は本当に正直だと感じます。
食事が合っていれば、自分も体もご機嫌です。
あれやこれやと頭で考えず、体の声によく耳を傾けて食事を決めるようにしています。
うーん、これには とても考えさせられました。
最近のわたしと言えば、仕事後にコンビニで買い食いをして、パンばかり食べているんです。
そして見事その結果を表すように、最近やたらと、ニキビや出来物が多い。。
体が悲鳴を上げているのかも、、と思い、最近 野菜など中心に変えはじめました。
第3章 思考と習慣をととのえる
▶自分で選んで、自分で決める
理想を追いかけすぎるより、自分に合う環境にいることの方が大事で、自分に合わない場所からは早々に去ったほうがいいということを本当に実感しました。
「どんな小さなことでも自分で選んで、自分で決める」
私の生活にそれまでと違った変化が訪れてきたのも、これを心掛けて日々過ごすようになったからだと思います。
誰かに言われたから、強制されたから、ではなくて。
私も主体性を持って生きたいです。
▶ハッピーだったことを振り返る
反省会マニアだった私も、「今日ハッピーだったこと」を振り返る習慣を取り入れるようになってから、「今日も無事に終われてよかった」と、ほんのり温かい気持ちで1日を終えられるようになりました。
私は「今日のよかったこと」を寝る前に振り返ってはいましたが、「ハッピーだったこと」は振り返っていませんでした。
「同じ出来事でも自分の見方次第でかなり変わるものだと感じることも本当に多いです」
とかぜのたみさんが言うように
なんでも捉え方次第 なんですね。
ちょっと話は反れますが、私はイングランドの喜劇俳優であるチャールズチャップリンの、ある ことばが好きです。
Life is a tragedy when seen in close-up, but a comedy in long-shot.
Charles Chaplin
「人生は近くで見れば悲劇だが、長い目で見ればコメディーである。」というような意味です。
仕事で残業が続いてしんどかった時も、この言葉を思い出して、自分を励ましていました。
起きた出来事は変わりませんが、捉え方は自分次第だと、改めて思いました。
おわりに 「幸せ」について考える
「幸せなライフは、誰かから授かるものではなくて、自分の手でつくるものです。
お金と言う自由に使えるツールがあると、うっかり忘れそうになりますが、自分の手でつくり、きちんと感じることが大事なのです」
と、かぜのたみさん。
私もだれかに強制されるのでなく、主体的に、生きていきます。
まとめ&感想
特に印象的だったのは3つです。
- 低コストライフは、「ありのままの自分で満足している状態」に戻るための手段。
「なんでも今手元にある前提で進める」 - 月前半は使わない、月後半は豪遊
第4週目は 豪遊ウィーク。1ヶ月をメリハリ付けてくらす。 - 身体の声を聞いて、食事をとる。
小麦製品や菓子を控え、米と味噌汁のシンプルな内容に変えて、(かぜのたみさんは)肌の悩みが改善
特に刺さったのは、「なんでも今手元にある前提で進める」ということ。
持ち物はさておいて、私はキャリアにおいて、ネガティブ思考の時(特に生理前など)は ついつい「私ってスキルないなー」と、思ってしまうんです。
でも、冷静になってみると、実はいろいろ持っていることに気づく。
本書から「今の自分のままでいいんだよ」ということを教えてもらえました。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
また、
低コスト生活、気になるけど忙しくて本を読む時間がない…
そんな方には amazonのAudibleもオススメです。
私もスマホにAudibleのアプリを入れて使っています。
聴きたい時にサクッと聴けて、速度変更なども出来るので
気軽に読書の習慣ができています。
かぜたみ さんの「低コスト生活」も聴けるので、ぜひ試してみてください。
ミニマリストに関連して、こちらの記事もおススメです。
書籍紹介
タイトル:低コスト生活
がんばって働いている訳じゃないのに、なぜか余裕のある人がやっていること。
著者: かぜのたみ
価格:1,400円+税
ページ数:240ページ
発行:朝日新聞出版
発行日:2023年11月30日